結婚前の同棲3つのメリットと1つのデメリット

はじめに

タイトルの通り、結婚前に同棲する方がいいと思う。
もちろん賛否両論あるのだが、少なくとも2回の結婚を経験した筆者としては同棲をお勧めする。
そこにはしっかりとした理由もある。もちろんデメリットも無いわけではないのでそこも合わせて考えていきたい。

同棲するメリット

1.本当に安心できる相手なのか?

相手のことはデートをしている時しか分からない。当然デート中は相手を喜ばせたい気持ちが大きいので普段以上に気を利かせたり、
気遣いをしたりといかにマイナス面を見せないようにするかを意識する。

しかし、結婚生活となると話は変わる。
仕事に行っている時間を除けば同じ時間を一緒に過ごす事になる。
1番リラックス出来るはずの自宅でリラックス出来ない相手は結婚相手にはなれないと思う。

「気遣い」「気を使う」のは別物

同棲をすることによって自分自身はもちろんだが、相手もリラックスできる環境か否かを考えよう。
もちろん、いつもラブラブでドキドキできるならそれはそれでいい。

2.価値観の擦り合わせ

よく別れる時に「性格の不一致」とか「価値観の相違」という理由を使うが、私からしてみれば
性格の不一致で価値観の相違があって当然なのだ。
生まれ育った環境も違く、これまで関わった人間関係も違う。
ましてや性別も違うのだ。性格や価値観が違うことが普通であると思う。

その性格の不一致な面をいかに認められるか。価値観の相違をいかに理解をし合えるかが重要でそれができないから
別れがやってくるのだと思う。

同棲をすることによって予め相手の性格や価値観を「知る」事ができる。
結婚という法的にも家族になる前に相手を知る一番の手段が同棲であると思う。

食事の支度や部屋の掃除などお互い協力してできるか?

女性だからとか男性だからというのは関係なく、同じ空間で生活を共にする者として一緒にするのが望ましいが
そこも価値観のひとつ。

昔ながらかもしれないが「女性だから私が料理を作ってあげたい」と思う女性もいる。いずれにしても話し合う
時間が必要なのは間違いない。

3.金銭感覚の擦り合わせ

金銭感覚はものすごく大切。
もちろん、同棲中と結婚して子供ができてからとそのライフステージによってお金の使い方や貯め方などは
変わってくるので、同棲をたところで全てを知ることは難しい。

趣味にかけるお金、食にかけるお金、無駄遣いをしないか?ギャンブルはするのか?など生活を共にすることで
見えてくるものもある。

ただただ一緒にいたいだけで同棲をしているのか、それとも2人の将来について真剣に考えて貯蓄もするのか。
その部分についてはお互い話し合う必要がある。これが価値観の擦り合わせにもなる。

同棲のデメリット

単にひとつ。それは場合によっては結婚が伸びる可能性が出る事。
これは結婚する予定で同棲を始めるのか、まだ具体的な結婚の話が出ていない状態で同棲するのかで変わる。
前者であれば伸びることは基本ないと考えていい。むしろ結婚前に相手のダメなところを見ておくことができるのでメリットしかない。
しかし、後者はデメリットが発生する。

妙な安心感

特に結婚の話が出ていない時に同棲をすると、大好きな相手が毎日側にいてくれるから毎日が楽しく過ごせるもの。
しかし、女性は気を付けないといけない。
同棲を続けていくと、「変な安心感」が出てくることがあるらしい。

男性としても一緒に生活を共にできたことで妙な安心感が出てくる。

「ちょっとしたことなら彼女の気持ちは冷めないだろう」

本来ならば同棲というのは結婚に向けてスタートラインに立つ意味を持つ。
相手が生活の一部にもなるものだ。
そうなると、『結婚しなくても今が心地よい』と思われてしまう場合がある。

どちらが悪いわけではなく、なんとなく生活の一部になっていつの間にか将来のことをあまり話さなくなってしまうことがある。
大切なのは折に触れて将来のことをちゃんと話をすること。
それが無いならさっさと同棲を解消した方がいい。結婚したいのならば。その時間が無駄にならないように。

この記事を書いた人
板垣 光城(いたがき みつしろ)
1978年神奈川県横浜市出身。
妻と2人の息子に恵まれる。ファイナンシャルプランナーとして述べ2,000組以上の顧客に、お金に関する相談やライフプランについてアドバイスを行ってきました。
結婚する前から人生の大事な場面に携わりたく、結婚相談所Shine Marriageを開業。
家族は現在マレーシアで生活をしていて、時間が合えばSkypeを繋いで夕飯を一緒に食べています。
土日は子供たちと教科書や参考書を使って国語のレッスンを行っています。
まずは相談だけでもOKです。

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