どうして結婚したいのか?
はじめに
婚活している人にとってそもそもの質問。
「どうして結婚したいのか?」
これは結婚を全く考えていない女性から先日投げかけられた言葉。
おそらく『あまり深く考えたことがない』という人も多いのでは?
「そろそろ年齢的に」
「周りでみんなし始めたから」
「老後に1人は寂しいから」
など、考えてみると色々出るのだろうが結婚という形式じゃなくてもそれは叶うのでは?という意見もごもっとも。
今回は結婚というカタチをとる事によるメリットやデメリットを考えていきたいと思います。
結婚はイベント?
結婚は人生の一大イベントという人もいます。
当人同士が好きだからといだけではなく、両家の挨拶があって、親族の集まりもあり、婚約指輪を買って、
それよりは少し安い結婚指輪を2人分買う。華やかな結婚式を挙げてみんなから祝福される。
お金の問題ではないかもしれないが、お金はついて回ってきます。
婚約指輪は数十万円から(ピンキリですけど)結婚指輪も2人分とすると安く見ても2つで十数万円。
結婚式は安く済ませても100万円前後かかる。仲のいい友達と家族を集めるだけならそんなにかからないかもしれないが、『イベント』と
考えるともっと華やかに執り行いたいと女性は特に考えるものではないでしょうか。
ん?
これって、書類上で入籍しなくてもできるのでは?
確かにできる。
気持ちの問題でもあるのかもしれないですね。いや、その気持ちも大切ですけどね。
入籍したら必要なこと
今の日本ではどちらかの姓を名乗らないといけない。女性が変える方が多いが、免許証・印鑑・携帯の名義・銀行の名義・保険の名義・証券口座の名義など、挙げればきりがないくらいに手続きが必要です。
懐かしの友人や年賀状だけのやり取りをしていた人にも伝える必要があります。
仕事を続けるのであれば職場にも届ける必要があります。旧姓で続ける人もいれば、資格の問題で新姓じゃないと働けない人もいます。
そうなれば当然名刺を作り替えてもらわないといけません。
名刺が変わることで取引先にもいちいち伝えないといけなくなりますね。その度にお祝いを言ってくれるのはありがたいですが、
その度に恐縮してしまうもの。
子供が出来たら父、母となって戸籍上も人数が増えていきます。出生届を出して、会社にも扶養家族が増えるために届出が必要になります。
マイナンバーを作ったり、色んな予防接種を打つ予約をしたりもします。
入籍しないとできないこと
ここまで書いてみて、「結構やることあって大変」と感じる人もいるかもしれないですね。
しかも、入籍しなくても良さそうなイベントが多く感じるかもしれません。
ただ、入籍して法律上も夫婦にならないと色々な手続きが求められることもあるようです。
何か大きな事故や緊急の手術が必要で同意書を求められた時は入籍していないパートナーという立場だと資格がない状態です。
ただ法律で定められているわけではないので、「病院によって対応が異なる」という事のようです。
生命保険ではある一定の基準を満たせば死亡保険の受取人にもなれるように変わりましたが、保険会社によって基準が異なります。
お互い戸籍上の配偶者がいないことや生計を共にしている。同居の年数によって認められたり認められなかったりです。
事実婚でも扶養家族となれるのですが、法律上の配偶者とは異なり『同居している』ことが大前提となります。
住民票では続柄で夫(未届)・妻(未届)という記載がなされていることが証拠となります。
その他、予め相続については遺言書が必要です。法律上の配偶者は自動的に相続人となりますが、相続については事実婚では資格がないので相続税の配偶者控除もありません。
一昔前に比べれば「事実婚」という続柄が珍しくないため、必要な手続きさえ行えば出来ることが増えているのも事実です。
結婚のいいところ
ここから先はあくまでも私個人的な意見です。
入籍していいところといえば、法律上の配偶者となって同じ名字になり徐々に家族として気持ちも形成されていく事かと思います。
様々な場面で同じ名字で呼ばれるようになって、法律上だけではなく気持ちも家族なのだと認識していきます。子供が生まれてその子供も
夫婦と同じ苗字を名乗り、また家族としての絆を深めていく。
ここまで書いていて、「入籍していなくてもできること」とも思うかもしれないです。あくあでも気持ちの問題といえばその通りです。
しかし、その気持ちが大切でひとつの契りを交わすということ。
終わりに
よくよく考えてみると、「敢えて事実婚にする理由って何?」という事かもしれません。
夏のドラマで『こっち向いてよ向井くん』という連続ドラマがあり、登場人物のうち離婚をして事実婚を続けることを選択した2人もいます。
色々と手続きをするために面倒くさそうな気もします。
結論としては相続以外で出来なくなることはあまりない。という事です。
したがって、お互いが事実婚を望むのなら事実婚でもいいし、建前も含めて入籍を選択するのもいいと思います。
どちらにしてもお互いが楽しく幸せだと感じることができるのであればカタチは重要じゃないという事ですね。
この記事を書いた人
板垣 光城(いたがき みつしろ)
1978年神奈川県横浜市出身。
妻と2人の息子に恵まれる。ファイナンシャルプランナーとして述べ2,000組以上の顧客に、お金に関する相談やライフプランについてアドバイスを行ってきました。
結婚する前から人生の大事な場面に携わりたく、結婚相談所Shine Marriageを開業。
家族は現在マレーシアで生活をしていて、時間が合えばSkypeを繋いで夕飯を一緒に食べています。
土日は子供たちと教科書や参考書を使って国語のレッスンを行っています。
まずは相談だけでもOKです。
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