【カウンセラー直伝】「鬼LINE」を送らない!不安を安心に変えるコミュニケーション術
皆さん、こんにちは!カウンセラーの板垣です。
今回は、多くの方が悩みがちな「LINE」でのコミュニケーション、特に「鬼LINE」についてお話ししたいと思います。
彼からの返信が遅い、既読スルーされた…そんな時、つい感情的なLINEを送って後悔した経験はありませんか?
「今なにしてるの?」「なんで返事ないの?」「どうせ私のこと大切じゃないんでしょ!」
…これらはまさに”「鬼LINE」”です。「LINE地雷」とも言うようですね。

「鬼LINE(LINE地雷)」とは、相手を責めたり、試したり、自分の不安を押し付けてしまうLINEのこと。
もし心当たりがあるなら、それは決してあなただけではありません。多くの人が経験することです。
でも、ご安心ください。この「鬼LINE(LINE地雷)」をなくす方法は、実は「どうLINEを書くか」よりも、「自分の感情とどう向き合うか」
にかかっています。
目次
なぜ「鬼LINE(LINE地雷)」を送ってしまうの?恋愛の不安解消法
私たちは、不安や寂しさといった感情が湧き上がると、つい衝動的にLINEを送ってしまいがちです。
例えば、「返事が来なくて不安」→「大切にされていない気がする」→「本当は愛されている安心がほしい」
という心の動きがあるかもしれません。
感情は思考よりも先に走り出すもの、特に恋愛においては顕著です。
この感情の暴走の仕組みを知ることが、第一歩です。
出来事(既読スルー)
↓
感情(不安、イライラ、焦り)
↓
意味づけ(私は大切にされていない)
↓
行動(LINEを送りつける、連投する)
↓
感情が爆発!
感情は敵じゃない!大切な「サイン」
感情は、決して敵ではありません。
むしろ、今自分の内側で何が起きているかを教えてくれる大切な「サイン」なんです。
このサインに気づいて、受け止めてあげることが何よりも大切です。
自分の感情のパターンを知り、感情に流されるのではなく「感情を扱う」ことができるようになれば、
LINE送信前に立ち止まり、冷静に対応できるようになります。
【ワーク】「本当の欲求」に気づく3ステップ:LINEトラブル解決の鍵
感情が揺さぶられた時、その不安や怒りの奥にはどんな「本当の欲求」が隠れているでしょうか?
このワークを通して、あなたの本当の気持ちに気づいていきましょう。これはLINEでの悩み解消に役立ちます。
ステップ1:感情を具体的に書き出す
まず、彼からのLINEが来なくてモヤモヤした時、どんな感情が湧き上がってきますか?
例:「不安」「寂しい」「イライラする」「悲しい」「見捨てられた気がする」など、思いつくままに書き出してみましょう。
ステップ2:その感情の「奥」にあるものを探る
書き出した感情のさらに奥には、どんな「本当の欲求」が隠れていますか?
「不安」の奥には「彼に大切にされていると安心したい」
「寂しい」の奥には「彼ともっと繋がりたい」
「イライラする」の奥には「私のことをもっと考えてほしい」
「悲しい」の奥には「彼に寄り添ってほしい」
「見捨てられた気がする」の奥には「愛されていると感じたい」
このように、あなたの本当の気持ちを深掘りしてみましょう。
ステップ3:新しい解釈と行動を考える
あなたの「本当の欲求」が見えてきたら、今度は彼の言動に対して新しい解釈をしてみましょう。
そして、その新しい解釈に基づいて、どんな行動を取るのがベストか考えてみてください。
これは健全な関係を築くための重要なステップです。
例えば、「彼に大切にされていると安心したい」という欲求があるなら、
- 新しい解釈の例: 「彼は今、仕事で忙しくて返信する余裕がないだけかもしれない」
「彼は言葉で愛情表現するのが苦手なタイプなのかも」 - 新しい行動の例: 「すぐに返信を催促するのではなく、少し待ってみる」
「彼を労わるメッセージを送ってみる」
「次に会った時に、LINEの頻度について軽く話してみる」
このように、感情に流されるのではなく、冷静に状況を捉え、建設的な行動を選ぶ練習をしてみましょう。
「話し合える関係性」を築くこと:円満な恋愛関係へ
「鬼LINE(LINE地雷)」を送りたくなるのは、一人で感情を抱えすぎている証拠かもしれません。
不安や不満がLINEに乗って爆発してしまうのは、「話し合える関係」が築けていないサインでもあります。

普段から話し合える関係性があれば、不安がたまる前にケアできます。彼と「どういう関係性を育てたいか」を話してみましょう。
【おすすめ「2人ルール」の例】
- 毎日寝る前に5分でも電話する
- LINEでケンカっぽくなりそうな時は電話にする
- 気まずいことがあったら「24時間以内」に話す(これ、本当におすすめです!)
「鬼LINE(LINE地雷)」を止める第一歩は、「自分の感情のクセを知る」こと。
そして、その感情の奥にある「本当の欲求」に気づき、彼と「話し合える関係性」を築くことです。
ぜひ、今日から自分の感情と向き合い、より豊かな関係性を築いていきましょう。

この記事を書いた人
板垣 光城(いたがき みつしろ)
1978年神奈川県横浜市出身。
妻と2人の息子に恵まれる。ファイナンシャルプランナーとして述べ2,000組以上の顧客に、お金に関する相談やライフプランについてアドバイスを行ってきました。
結婚する前から人生の大事な場面に携わりたく、結婚相談所Shine Marriageを開業。
家族は現在マレーシアで生活をしていて、時間が合えばZoomを繋いで夕飯を一緒に食べています。
土日は子供たちと教科書や参考書を使って国語のレッスンを行っています。
まずは相談だけでもOKです。