“いい人どまり”で終わらないために|独身男性の潜在意識改善法

なぜ“いい人どまり”で終わってしまうのか?独身男性が潜在意識から抜け出す方法|結婚相談所コラム

はじめに

結婚相談所で活動している30代後半から50代の独身男性の中には、女性から「いい人なんだけど…」と評価されながら、なかなか本命の相手に進めないという悩みを抱えている方が少なくありません。
見た目や条件が悪いわけではないのに、どうしても「安心できる人」で止まってしまう。その結果、恋愛や結婚に発展しにくい状況が続いてしまいます。

実はこの背景には、本人の努力や性格だけではなく、潜在意識が深く関わっています。
本記事では、心理学的な観点をもとに、「いい人どまり」から抜け出すためのヒントをお伝えします。

なぜ「いい人どまり」になってしまうのか?

行動レベルでの原因

まず、「いい人どまり」と言われる男性には、いくつか共通する行動パターンがあります。

  • 相手に合わせすぎてしまう(同調行動)
  • 無難な会話ばかりで感情を出せない
  • 主導性が弱く見えてしまう

これらの行動は「優しさ」や「思いやり」として一面では評価されます。しかし、恋愛関係においては「頼りなさ」や「物足りなさ」と受け取られることもあります。

潜在意識レベルでの原因

次に、その背景にある潜在意識の働きを解説します。
より深い原因は、潜在意識の中に隠れています。

  • 「嫌われたくない」という強い思い(回避的な愛着スタイル)
  • 「自分は選ばれにくい」という無意識の思い込み
  • 「恋愛はリスクが大きい」という過去の経験に基づく恐れ

👉 つまり、「いい人どまり」という立場は、潜在意識が自分を守ろうとして生み出した安全な戦略なのです。

潜在意識に気づくことで変わる

潜在意識の役割

心理学では、人の行動の8〜9割は無意識の影響を受けているといわれています。
【驚愕】私達の行動の9割は無意識だった!そのメカニズムと活用の秘訣
過去の恋愛で傷ついた経験があると、潜在意識は「積極的に行動すると危険」と判断し、あえて一歩踏み出さないように仕向けます。その結果、「いい人」という無難な立ち位置を保ち続けるのです。

潜在意識に気づくワーク

潜在意識に気づく第一歩は、自分の内面を「見える化」することです。

ワーク例①:「恋愛で避けたいことを書き出す」
「嫌われる」「拒絶される」など、心の奥に潜む恐れを書き出すと、自分を縛っていた思い込みに気づきやすくなります。

ワーク例②:未来の自分をイメージする
気になる女性に一歩踏み出し、受け入れられた自分をイメージします。脳は想像と現実を区別しにくいため、これが「成功体験」として潜在意識に刻まれます。

行動を変えることで潜在意識は書き換えられる

認知行動療法の考え方

心理学には「行動を変えることで思考や感情も変わる」という考え方があります。
潜在意識を変えるには「小さな行動を積み重ねること」が最も効果的です。つまり、挑戦と成功体験を繰り返すことで、潜在意識は「リスクを取っても大丈夫」と学び直します。

日常でできる3つの習慣

1.意見を伝える練習
 デートの場所や食事を「どっちでもいい」ではなく、「今日はここに行きたい」と提案してみる。小さな主導性が信頼につながります。

2.感情を言葉にする練習
 「楽しい」「嬉しい」といったシンプルな感情を素直に表現することで、相手との距離が縮まります。

3.小さな挑戦を記録する
 断られたとしても、それは「挑戦した証」。挑戦をノートに記録するだけでも自己効力感が高まり、潜在意識の書き換えが進みます。

具体的なケーススタディ

Aさん(42歳・医療従事者)の場合

真面目で責任感が強いAさんは、女性から「安心感はあるけどドキドキしない」と言われ続けていました。
そこで「自分の意見を伝える」ことから実践。最初は勇気が必要でしたが、次第に女性から「一緒にいて頼りになる」と言われるようになり、交際が成立しました。

Bさん(38歳・会社員)の場合

Bさんは過去の失恋経験から「自分は選ばれない」と思い込んでいました。
潜在意識に気づくワークを繰り返すことで、自分を縛っていた恐れを認識。さらに「小さな挑戦を記録する」を実践し、少しずつ自信を回復。現在は婚約へと進んでいます。

まとめ

「いい人どまり」から抜け出せないのは弱さではなく、潜在意識が自分を守ってきた証拠です。
しかし、そのパターンに気づき、日常で小さな行動を積み重ねることで、新しい恋愛のステージへ進むことができます。
結論として、“いい人どまり”を抜け出すには潜在意識の書き換えが大切だといえます。

結婚相談所では、こうした潜在意識の壁を一緒に見つめ、安心して行動を変えていけるようサポートを行っています。
もし「自分もいい人どまりで悩んでいる」と感じる方は、ぜひ一度ご相談ください。

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この記事を書いた人
板垣 光城(いたがき みつしろ)
1978年神奈川県横浜市出身。
妻と2人の息子に恵まれる。ファイナンシャルプランナーとして述べ2,000組以上の顧客に、お金に関する相談やライフプランについてアドバイスを行ってきました。
結婚する前から人生の大事な場面に携わりたく、結婚相談所Shine Marriageを開業。
家族は現在マレーシアで生活をしていて、時間が合えばZoomを繋いで夕飯を一緒に食べています。
土日は子供たちと教科書や参考書を使って国語のレッスンを行っています。
まずは相談だけでもOKです。

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