婚活をしているがなかなかうまくいかない原因とは?
はじめに
最近、様々な独身女性の話を聞く機会があります。
「アプリを使っているけど、なかなかいい人に会えない」
「結婚相談所で仮交際まではいくけど先に進めない」
「年齢的に周りの友人に紹介を頼みづらい」
「相談所で80名以上と会ったけど、自分がどうしたいのかがわからなくなってきた」
こんな声をよく聞きます。
むしろ男性よりも婚活に時間を使っている女性の方がこの傾向が強いと感じます。
特に30代半ばから40代前半の女性が多いです。
「どうして婚活がうまくいかないのか?」
今回の記事はそんな方にとって少しでも役に立てればと思います。
婚活がうまく進まない原因TOP3
多くの女性がまずこの3つの原因によって婚活がスムーズに進まない傾向があります。
- 条件が厳しすぎる
- コミュニケーションスキルが低い
- 仕事が忙しすぎる
この3つはよく言われていることかと思います。
どれも20代の頃には特に困ることがなかった人においてはよくあるケースです。
一つひとつどうしてこの3つが原因なのかと、どうすればいいのかを見ていきましょう。
条件が厳しすぎる
当然、結婚をするとなると相手に対する「条件」は大事な要素ではあります。
しかし、その条件で相手が見つかるのならもっと早く見つかるのでは?とも思います。
結婚相談所に入会している人であれば、仲人さんやカウンセラーさんから「もう少し条件を下げてみましょう」と
提案を受けている人も多いのではないでしょうか?
どうしても結婚相談所やマッチングアプリを使って出会いを探すと、まず見るのはプロフィールからになります。
当然ですが相手の容姿、職業、年収、長男かそれ以外か、親との同居はどうか・・・など様々な「スペック」で検索をしていきます。
もちろん、ある程度の容姿や年収などのスペックは必要ですので否定はしません。
ただ、同じような希望を持っている女性はたくさんいるということ。
男性も女性も容姿はいずれ衰えます。白髪が生えたり、抜け毛になってしまったりシワが多くなっていきます。
年収もずっと約束されているわけではありません。勤めている会社の業績にもよります。自分で経営している人であれば更に出会いの確率は減ります。
『妥協』ではなく、「受け入れる」という気持ちでいるといいと思います。
まずは会ってみて、会話をしてみて「その人となり」が見えてくると年収も生活ができないレベルでなければそこまで高望みせずとも
いい人はいます。
そもそも「自分が選ぶ側」だけではなく「選ばれる側」でもあるということを忘れてはいけません。
正直、綺麗な女性も見慣れます。
コミュニケーションスキルが低い
恋愛経験の少ない男性はよくあるのは「コミュニケーション不足」ですが、意外と女性のコミュニケーションについても原因として挙げられます。
ただ、女性に限って言うと「コミュニケーション不足」というよりは「コミュニケーションベタ」の方が正しいかもしれないです。
コミュニケーションスキルが低いとはコミュニケーションが取れないわけではなく、伝わりづらかったり、相手の気持ちを汲み取るのがうまくできなかったりということです。
特に仕事をバリバリやっている女性は、仕事のように男性と接してしまうことがよくあります。
「これを〇〇までにやってほしい」「これ、どうしたらいいと思う?」とまるで上司のように接してしまう女性がいます。
その他には「話の要点がわかりづらい」人も多いです。
女性は自分の思いついたことを話すのが得意です。しかし、その反面で思いついたことを要約せずに話してしまうことも多いです。
まずは結論から話をする必要があります。
例えば、あなたがケーキ屋さんの店員だとしましょう。
お客さんが来て「お決まりですか?」と注文を聞きます。そこで、お客さんが「ショートケーキを3つと、チーズケーキを2つ、チョコレートケーキを4つとシュークリームを7つ・・・」と言われたら覚えきれないと思ってメモを用意したり大きなトレーを用意しないといけなくなるでしょう。
初めから「全部で20個欲しいんですけど」と伝えてくれたら予め大きなトレーやメモを用意すると思います。
つまり「相手が受け取れるように伝える」ということが大切ということです。
主語を抜かして話してしまうことも要注意です。
仕事が忙しすぎる
仕事が充実しているのは素晴らしいことです。
それに伴って、収入面でも充実してくると自分の好きなものを買うことができたり、サービスを受けることもできるようになります。
しかし、人によっては仕事が忙しくて時間が取れない人も多くいます。
30代後半から40代にかけて、部下ができたりプロジェクトを任されたりして残業も多くなってしまうこともあります。
なんとか時間を作って出会いの場に足を運ぶのですが出会った後に相手の人と連絡を取るのが億劫になってしまうともよく聞きます。
ここでは、LINEなどのコミュニケーションも仕事が忙しすぎる人には影響を及ぼします。
既読スルー・未読スルーが当たり前になる。
スタンプやアイコンの返事のみになってしまう。
せっかくの休みの日も仕事のことが気になってしまう。
これでは、仮交際やデートをしていてもお相手に安らぎを与えることができなくなってしまいます。
自分自身も安らげる時間が持てずに疲れてしまうことがよくあります。
職種や立場によっては難しいのかもしれないですが、休みの日はできるだけ仕事から離れて過ごしていきたいものです。
本当にそれは休みの日にやらないといけないことですか?
本当にそれはあなたじゃないといけないことですか?
本当にそれは今じゃないとダメですか?
時期によっても異なるのかもしれないですが、案外手を放しても大丈夫だったりもします。
責任感の強い女性によくあるのは「私がやらなきゃ」です。
でも、それって本当にあなたじゃないといけないことってそんなに多くなかったりするものです。
終わりに
多くの働く女性が陥りがちな婚活がうまくいかない原因。
「いい人に会えない」という意見がほとんどですが、その原因は自分自身の中にあるのかもしれないです。
いくら綺麗な洋服を着ていっても、どんなにメイクが上手でも根本的な解決にはなっていないことが多いです。
自分自身と向き合う時間が必要です。
さて、今あなたはどんな状態ですか?
うまくいっていない原因を自分軸に当てはめて振り返ってみてください。
もしかしたらその答えも自分自身の中にあるかもしれないです。
この記事を書いた人
板垣 光城(いたがき みつしろ)
1978年神奈川県横浜市出身。
妻と2人の息子に恵まれる。ファイナンシャルプランナーとして述べ2,000組以上の顧客に、お金に関する相談やライフプランについてアドバイスを行ってきました。
結婚する前から人生の大事な場面に携わりたく、結婚相談所Shine Marriageを開業。
家族は現在マレーシアで生活をしていて、時間が合えばSkypeを繋いで夕飯を一緒に食べています。
土日は子供たちと教科書や参考書を使って国語のレッスンを行っています。
まずは相談だけでもOKです。