国際結婚について

国際結婚が減少している?

先日、日本仲人連盟の国際結婚についての研修を受講しました。

国際結婚をする上での注意事項や、業務において知っておくべきことなどを学びました。
そこで、注目したことを備忘録としても書いておこうと思います。

日本人の晩婚化や、そもそも結婚という選択肢を取らない人も増えてきている昨今、国際結婚をする人も減少してきている様子。

出典:【厚生労働省】令和3年度人口動態調査により作成

2007年頃をピークに国際結婚(妻が外国人)ケースが減少しているのがわかる。
2019年にさらに減少しているのはコロナウイルスによる入国制限などの影響が考えられる。

ここからは独自に調べてみると、2005年に入国管理法が改正されたことによる影響が考えられるらしい。
その背景として、日本にアジア圏から『興行』を目的とした入国で、人身取引的な労働環境も目立っており1990年代に社会問題にも発展していたらしい。
そこで法改正がなされ、入国数自体が減少しているとのこと。とはいえ、2013年頃からは15,000組程度でほぼ横ばいに推移していたので、やはり男性は外国人女性との結婚を望む人が一定数以上いるのがわかる。

男性が求めること・女性が求めること

研修では日本人男性のお相手がどの国籍の人がいるのかを学んだが、日本人女性はどうなのか?も合わせて調べてみた。

出典:【厚生労働省】令和3年度人口動態調査により作成
出典:【厚生労働省】令和3年度人口動態調査により作成

日本人男性のTOP3は韓国・中国・フィリピンとなっており、アジア諸国が約9割を占める。
一方で日本人女性は1位に韓国だが、2位にアメリカで3位が中国だった。

女性は男性と比べると、アメリカなど欧米諸国が上位に入ってくる。

日本人男性は女性に対して「優しさ」を求めるのだが、『自分は優しい』と思っている女性はわずか15%ほどしかいないという報告もあるらしい。
(内閣府, ゼロから考える少子化対策プロジェクトチーム,「第1回 恋愛・結婚」の議事録等資料より抜粋)

一方女性は経済的豊かさにより、趣味の上流志向が強まって欧米のお相手を希望する人も多くなっているのかもしれない。

コロナによるフラットな国境

コロナウイルスにより、Zoomなどのオンラインツールが身近になって、物理的な距離があっても精神的な距離がかなり近くなったように感じる。
実際、私の家族は現在マレーシアに居住していて毎日のようにSkypeを繋げてコミュニケーションをとっている。

数年前に単身赴任で岩手県に住んでいた時よりも物理的な距離は断然遠くなったが、精神的な距離は今の方が近い。

私が20歳そこそこの頃はPHSからようやく携帯電話になったころで、まだ通話料も今と比べると高額でなかなか遠距離恋愛も大変な時だった。
しかし、最近ではLINEでも気軽に顔を見て話すことができる時代。
昔ほど遠距離恋愛ってことに抵抗を感じる人も少ないのかもしれないです。

要は「会いたい」と思える相手かどうかが重要です。

さて、今夜の夕飯でも家族の顔を見ながら一緒に食べよう。

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この記事を書いた人
板垣 光城(いたがき みつしろ)
1978年神奈川県横浜市出身。
妻と2人の息子に恵まれる。ファイナンシャルプランナーとして述べ2,000組以上の顧客に、お金に関する相談やライフプランについてアドバイスを行ってきました。
結婚する前から人生の大事な場面に携わりたく、結婚相談所Shine Marriageを開業。
家族は現在マレーシアで生活をしていて、時間が合えばSkypeを繋いで夕飯を一緒に食べています。
土日は子供たちと教科書や参考書を使って国語のレッスンを行っています。
まずは相談だけでもOKです。

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国際結婚について” に対して1件のコメントがあります。

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