2024年 最新版 結婚するときに必要な費用

結婚は人生の大きなイベントであり、多くの費用がかかります。
結婚するときに必要な費用は、結婚式や披露宴の規模や内容によって大きく異なりますが、2023年の最新の平均費用は、約327.1万円です。
(出典:「ゼクシィ 結婚トレンド調査2023調べ」)
実は私も結婚式を挙げたのは今から14年ほど前のことですが、同等程度費用がかかったと記憶しています。
今回は、結婚するときに必要な費用の内訳や、費用を抑える方法についてご紹介します。

結婚するときに必要な費用は、大きく分けて以下の3つに分けられます。

  • 婚約費用
  • 結婚式・披露宴費用
  • 新生活費用

婚約費用として、婚約指輪が主な費用です。
婚約指輪の相場は、ダイヤモンドのカラット数やデザインによって異なりますが、全国平均では38.2万円です。
(結婚トレンド調査2023 報告書(首都圏))
婚約指輪は結婚指輪とは異なり、2人でするものではなく男性が女性に贈るものです。

ひと昔前までは「結納」が執り行われていました。
今でも地域によってはまだあるようですが、実に9割の人が結納をしていないというアンケート結果もあります。
これは、『両家の負担が大きい』『堅苦しい』という理由のようです。

そもそも結納というのは、結婚が決まった両家が行う婚約の儀式のこと。
プロポーズがふたりだけの「口約束」であるのに対し、結納では家同士が結納品や結納金などを取り交わすことで、婚約を正式なものにします。

上記のような結納は敷居が高く堅苦しいという事で、両家の顔合わせという名目で「食事会」を開く方が多いです。
個室のあるレストランで、当人同士と両親の計6名で食事をします。
その食事代として、1人当たり3,500円から5,000円程度のランチがおススメです。ランチで5,000円ならそこそこいいものが食べられるでしょう。
多少お酒も入るかもしれませんが、ディナーよりも費用は抑えられるでしょう。ホテルなどのレストランであれば「ちゃんとしている感」は
あると思います。

結婚式・披露宴費用とは、結婚式場や衣装、料理、引き出物などの費用です。
式場が決まった後にお花をどれだけ飾るのかによってかなり費用が変わります。
ウエディングプランナーに初めに提示される見積もりは、本当にざっくりしたもので、そこからかなり変わっていくので注意が必要です

料理をどのプランにするのか。新郎新婦はほとんど食べる暇がないけど同じだけのコースで出されます。
飲み放題のプランとなるのが一般的ですが、当然人数分かかります。(式場によっては、〇〇も飲みたい場合はこちらの飲み放題プランになりますと居酒屋みたいになるところもあります)
そして、会場の飾りつけです。どこにどれだけの花を飾るのか。当然ですが生花です。
チャペルで手すりに花を飾るのにいくら。お手洗いに花を飾るならいくら。写真で花を飾るビフォー・アフターを見ると
『付けた方がいいね』となりやすいです。
費用を抑えるには、削れるものは削りましょう。参加者は見比べるわけではないので気にしません。

貸衣装についても、お色直しもするのであればそれだけ費用は掛かります。両家両親の貸衣装としてモーニングや着物を借ります。

引き出物は最近では5,000円~10,000円くらいです。
何を選べばいいのかが難しいので、カタログギフトが無難でしょう。乾杯の音頭を取ってくれた方や祝辞をいただいた方へは他の人よりも高いものを選ぶのが一般的です。
私が結婚式をした14年前にびっくりしたのが「引き菓子」。当時は『何それ?』と思っていました。
引き菓子とは、結婚式に来てくれたゲストに向けて、引き出物と一緒に贈るお菓子のことです。
昔は披露宴で出た料理の一部を、結婚式のお土産として家族に持ち帰る習慣がありました。
これは、結婚式に来てくれたゲストの家族にもおすそわけしようという意味が込められており、今では引き菓子がおすそわけの代わりとして定着しています。
正直、参加する側としても「引き菓子がないな」と感じる人も少ないでしょう。
無くてもいいと思います。

新生活費用としては、新居の費用が一番かかりますが、まずは賃貸で2人での生活を始めることが多いと思います。
場合によっては、入籍前からすでに同棲している人も多いです。

家電をいちからすべて買い揃えるとなると80万円~100万円程度かかると言われています。
入籍後に一緒に生活を始める人たちも初めのうちはお互いが持っているものを持ち寄るのも費用を抑えられる方法の一つです。
出来るだけ同じような色味などで統一したいという思いもあるかと思いますが、せっかくまだ使える家電などはそのまま使った方がいいでしょう。
冷蔵庫や洗濯機などは新しくすることで「新生活が始まる」という意識も芽生えやすいので、お互いの家具家電をリサイクルショップへ売却して
新品購入費用に充てるのも費用を抑えることに繋がります。

新婚旅行は思い出に繋がるもの。
しっかりと計画を練って、出発時期を考慮しましょう。なかなか休むのは難しいかもしれないですが、一生に一度の新婚旅行。
そんな時じゃないと有給休暇も取りづらいと思います。
航空券も早く購入すると早割のようなディスカウントもあります。
LCCの格安航空会社を選択して、その分滞在先のホテルをグレードアップしたりするのもいいでしょう。

・結婚前の費用は結納は無くして顔合わせを昼間に開いて費用を押さえよう
・結婚式は見た目も大事だけど、できるだけご祝儀払いができる程度に予算を決めよう
・新生活は使えるものは使って長い人生で少しずつ揃えていこう

結婚するときに必要な費用は、決して少なくありません。
しかし、予算に合わせて工夫することで、無理なく結婚式を挙げることができます。
結婚は一生に一度の大切なもの。二人でよく話し合って、納得のいくイベントにしていきましょう。

この記事を書いた人
板垣 光城(いたがき みつしろ)
1978年神奈川県横浜市出身。
妻と2人の息子に恵まれる。ファイナンシャルプランナーとして述べ2,000組以上の顧客に、お金に関する相談やライフプランについてアドバイスを行ってきました。
結婚する前から人生の大事な場面に携わりたく、結婚相談所Shine Marriageを開業。
家族は現在マレーシアで生活をしていて、時間が合えばSkypeを繋いで夕飯を一緒に食べています。
土日は子供たちと教科書や参考書を使って国語のレッスンを行っています。
まずは相談だけでもOKです。

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